カンツワブキ
撮影日:2009年11月20日
撮影データ:NikonD700+AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED(焦点距離60mm)
ISO200 F11.0 1/6sec 露出補正-0.5 三脚使用
カンツワブキ(寒石蕗)低山間部の渓流や岩稜に生育する常緑多年草。種子・屋久島の固有種。草高20〜40センチ、葉は薄くハート形で顕著なしわがあり、縁に不揃いな鋭鋸歯をもつ。頭花は径約4センチ。
二年前にも撮った株。気がつくと今年もまた同じものを撮ってしまった。数多く咲いている中でも写真になる株というのは案外少ないものなのだ。
またカメラや現像ソフトの違い、当日の色温度の違いなどで、黄色の出方の違いが面白い。実際に花の色づきも違ったのかもしれないし。
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撮影日:2007年11月30日
撮影データ:EOS-40D+EF-S60mmF2.8 マクロUSM(焦点距離60mm)
ISO100 F5.6 1/20sec 露出補正 -0.5 三脚使用
2007年12月2日更新
11月後半から12月にかけて屋久島の低地では黄色いツワブキの花が満開になり目を楽しませてくれる。カンツワブキも同じ時期に似た花を咲かせるのだが、良く見ると葉の形がまるで違う。ツワブキが全縁の丸い葉なのに対して、カンツワブキは葉の縁に鋭い鋸歯を持つ。蛇の口滝ハイキングコースを歩いてみると、途中でツワブキとカンツワブキが混在して咲いている場面に出くわす。
参考
決定版 山の花1200-山麓から高山までP31
日本の野生植物―草本P〓-157(77)
屋久島・花の旅P126
花暦・花の旅P48
屋久島の植物カイドP92