アオウミガメ
屋久島の沿岸では時折ウミガメを見かけることがある。港には漁師が船上から放る魚類を目当てにそこに暮らしている個体がいるという話も聞いた。
ウミガメは2億年前の恐竜の時代からその形を変えていない極めて古代的な生き物とされるが、いまだに世界では食用その他の目的で捕獲が続いている。
また産卵のための砂浜が減少しているものも大きく影響し、絶滅も心配されている。日本では小笠原諸島を中心にアオウミガメの産卵が確認されているが、ウミガメ受難はこれからも深刻になると思われる。
いつまでも屋久島沿岸に変わることなくウミガメが見られるよう、色々考えていかなければならないと思う。