大沢成二写真展 屋久島の風景
大沢成二写真展 屋久島の風景
屋久島皆既日食記念切手原版写真展示
平成21年9月13日(日)~10月13日(火)
屋久島環境文化村センター 1F 交流ホール
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写真展 屋久島の風景 ごあいさつ
2003年10月、宮之浦岳登山を目的に初めて島を訪れた僕は、屋久島の多様性豊かな自然に魅せられ、その後4回、屋久島を訪問し、合計72日間に渡って撮影を敢行しました。
そして、4度目の撮影を終えて島を離れる前日、それはもう唐突に、「屋久島移住」を決断しました。「とにかく屋久島に腰を落ち着けて、じっくり屋久島を撮ってみよう。そうしないと屋久島の撮影が何年経っても完成しない」と思ったのです。僕は屋久島を撮り進むうち「それを一冊の写真集にまとめる」という目標を持ったのですが、屋久島は訪れるたびに新しい表情を見せ、遠く長野県から通って撮影を続けることに限界を感じ始めていたのです。それは2006年暮れのことでした。
年が明けて2007年5月、沢山の人の助けを借りて屋久島移住が実現しました。夢にまで見た屋久島が目の前にあるのです、僕はカメラを持って、夢中で屋久島を駆け回りました。そんな風にあっという間に2年が過ぎ、その間撮り溜めた屋久島の写真は、幾つかの広告制作物や雑誌記事などに使われ、徐々に人目に触れるようになって来ました。そして、今年の7月22日にあった皆既日食に併せて、屋久島郵便局の局長会さんで企画した記念切手に写真を採用していただきました。
今回の写真展は、その記念切手に採用された写真を中心に構成したものです。また移住当初より島内の土産物店などで扱っていただいているポストカードに使用した写真も盛り込んであります。また、代表的な広告制作物も併せて展示しました。
僕は元々コマーシャル分野で仕事をしていた写真家ですが、自然写真の分野に転向したのは屋久島移住がキッカケです。この世界ではまだまだ駆け出しなので、一人でも多くの方に、大沢成二の写真世界をご高覧いただき、写真家大沢成二のことを知っていただきたいと思っています。
また、2009年から2010年に掛けては、風景写真の分野で権威ある、前田真三賞という写真コンテストにエントリーしています。2009年の予選は無事通過し、2010年の本選出場資格を得ました。また2010年中にはそれらの写真も含めて、屋久島の写真集出版を目標にしています。ぜひ沢山の方の応援をお願いします。
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写真家 大沢成二プロフィール
略歴
1989年~1989年 東京赤坂・カメラマンアシスタント勤務
1999年~2006年 フリーカメラマン(商品・店舗・料理・人物中心)
2007年以降 屋久島移住、ネイチャー系中心
写真展
2006年8月 安曇野高橋節郎記念美術館 デジタルで撮った屋久島開催
2009年5月 環境省屋久島世界自然遺産センター 屋久島の彩り開催
コンテスト
1989年10月 コマーシャルフォト誌 月例コンテスト入選
2009年3月 APAアワード2009 広告作品部門入選
2009年8月 第16回前田真三賞クオリファイ(予選)通過
雑誌・広告写真掲載(屋久島関連)
2008年5月 BE-PAL6月号
2008年7月 日本経済新聞掲載 SONY BRAVIA環境広告
2008年8月 社団法人全国労働基準団体連合会ほっとWEEKポスター
2009年6月 雑誌・百楽 屋久島特集
2009年6月 雑誌・家の光 巻頭グラビアなど。