サシバ
撮影日:2009年4月1日
撮影データ:NikonD700+APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM(焦点距離150mm)
ISO3200 F11.0 1/2000sec 露出補正1.5 手持ち撮影
1日の早朝、志戸子の上空にタカ柱をみつけた。北上してゆくサシバの群れだ。低気圧の影響で北西の風が吹き荒れ、屋久島で足止めを食ったらしい。上空まで駆け上がっては降下して、ということをいつまでも繰り返していた。
撮影日:2009年4月1日
撮影データ:NikonD700+APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM(焦点距離500mm)
ISO3200 F11.0 1/2000sec 露出補正1.5 手持ち撮影(トリミング)
サシバ(タカ目/タカ科)九州以北から本州までは夏鳥。南西諸島では冬鳥。屋久島はサシバの渡りの通過点にあたり、春先は北上してゆく姿が、秋には南下してゆく姿が見られる。その渡りは壮観。数十と思われる集団が碧空にタカの柱となってゆらゆらと上昇してゆく。この様子は全国タカ渡りネットワークのサイトでレポートされている。
撮影日:2008年10月10日
撮影データ:CanonEOS40D+EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM(焦点距離400mm)
ISO800 F5.6 1/3000sec 露出補正+1.0 (トリミング) 手持ち撮影
撮影日:2007年10月11日
撮影データ:CanonEOS40D+EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+EF1.4×(焦点距離560mm)
ISO400 F8.0 1/3000sec 露出補正-0.5 (トリミング60%) 手持ち撮影
尾之間でサシバの渡りを眺めていると、そのうちの一羽が突然「ピックイー」と一声鳴いて、僕の頭の上を掠めて行った。そうしてそのままタカ柱の中に吸い込まれると、ゆらゆら高度を上げ、トカラ列島を目指して、滑るように滑空して行った。
参考
日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑) P330
声が聞こえる!野鳥図鑑 P201
フィールドガイド 屋久島の野鳥 P28
屋久島の野鳥カイド P20