アセビ
撮影日:2008年5月4日
撮影データ:CanonEOS40D+EF24-105mm F4L IS USM(焦点距離65mm)
ISO200 F4.0 1/180sec 露出補正-0.5 手持ち撮影
アセビ(馬酔木/アセビ属)本州(山形・宮城以南)から四国・九州にかけて分布する常緑低木〜小高木。屋久島では標高1000m付近から山頂にかけて生える。花は4月下旬からで、スズランのような壺形の白い花を房状に多数つける。和名の馬酔木(あせび)は、馬が食べると酔ったようになることから。有毒植物。奈良公園にアセビが多いのは、鹿が食べないから。屋久島でも稜線の潅木として多く見かけるのは同じ理由か?
五月連休の屋久島。どこへ行っても人でいっぱい。しかし天気も最高。家で過ごすのは勿体無いので、比較的空いていると思われる太忠岳へ行ってきた。このアセビは途中の登山道でみつけたもの。まさに鈴なり。見事だった。
参考
樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物 (山渓ハンディ図鑑) P126
屋久島の植物―世界自然遺産の島 P123
屋久島 高地の植物―世界自然遺産の島 P63
屋久島 花暦・花の旅―世界自然遺産 P88
樹木大図鑑―よくわかる P45
屋久島・花の旅 P172
屋久島の植物カイド P37