17)シャクナゲの群生(永田岳直下)
撮影日:2005年6月7日
撮影データ:CanonEOS20D+EF-S10-22mmF3.5-4.5USM(焦点距離20mm)
ISO100 F7.1 1/100sec 露出補正-1.0 PLフィルター・三脚使用
出力データ: EPSON PX-5500 PICTORICO HI-GLOSS(A3ノビ)
永田岳のピークを踏んだ僕はザックをデポした地点まで戻り、急ぎ荷物をまとめて鹿ノ沢小屋を目指した。初めて足を踏み入れるコースだったし、あまり遅い時間まで登山道をウロウロしていたくないと思っていたのだ。しかし、そんな僕の思惑を簡単に打ち砕く光景がそこには広がっていた。
宮之浦側よりむしろ、鹿ノ沢小屋側の方がシャクナゲの株が多かった。そこに広がる光景はまさに夢の世界。屋久島まで写真を撮りに来た人間にとって、この光景を無視して先を急ぐことなどできない。僕はポイントポイントで、何度も足を止めて撮影を行った。
ヤクシマシャクナゲ花色の変化
つぼみが開くに従って、濃いピンクから徐々に色が抜けて白へと変わる。