14)朝日に照らされた縄文杉(大株歩道)
撮影日:2006年7月13日
撮影データ:CanonEOS20D+EF-S10-22mmF3.5-4.5USM(焦点距離10mm)
ISO100 F11.0 1/4sec 露出補正-0.3 PLフィルター・三脚使用
出力データ: EPSON PX-5500 PICTORICO HI-GLOSS(A3ノビ)
日本固有の杉として世界最大の大きさを誇る。その大きさから九州大学の真鍋教授が、推定樹齢7200年の説を出した。他方、1983年学習院大学の木越教授の化学的調査によると、空洞内部に残る最も古い箇所の木片は2170年であるとの結果が出た。しかし、内部は空洞化して木芯の部分は既に失われており、本当の年齢はいまのところ誰にも分からない。
登山者が根を踏みつけ樹勢が衰えたため、手前に見学用のデッキが据付られている。往復約10時間という深い森の中にある。
朝日に照らされた縄文杉を撮りたいと思い、前日から高塚小屋に入りチャンスを待つ。最大で3日は粘る積もりで食料を担ぎ上げたが、うまい具合に初日に晴れてくれた