着生していた花
縄文杉のデッキで撮影を終えた僕はそのまま高塚小屋まで歩き、とりあえず一度そこへ荷物を降ろした。
小屋には誰も居らず、ひょとして今日ここへ泊まるのは1人だけだろうか?と思う。
日が未だ高かったので、散歩がてら撮影をしようとザックからカメラバックと三脚を外して持ち、外へ出た。今回使ったザックはFoxFire Photrek Sagittariusというモデルで、ザックからカメラバックだけを外すことができるので、とても重宝した。
荷物が減って身軽になると周囲の景色を楽しむ余裕ができる。森の奥の高い杉の木の上に白い花が咲いているのを見つけた。
杉の木の上にみつけた白い花
撮影データ:CanonEOS20D+EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM(焦点距離400mm)
ISO100 F5.6 1/33sec 三脚使用
杉の表面に張り付いたコケを苗床として生えたものだが、10m近い高さのところにある。手持ちの望遠ズームを目一杯テレ側に切り替えて撮影した。
撮影データ:CanonEOS20D+EF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+EXTENDER EF1.4×2(焦点距離560mm)
ISO100 F8.0 1/6sec 三脚使用
またその向こうに、やはり樹上に着生するサクラツツジを見つけた。これは更に遠い位置にあったので、望遠ズームにテレコンを噛ませて撮影を行った。