屋久島灯台
松峯大橋のロケハンを終えた僕は、安房のアウトドアショップで携帯ガスカートリッジなどを購入した後、元来た道を戻って永田方面を目指した。
夕日の撮影に行こうと考えたのだが、西部林道が通行止めになっていて、安房の先は大川の滝の近辺までしか行けないという情報を得ていたので、このままぐるっと島を1周して永田まで抜けられないということが分かっていたからだ。
途中宮之浦の近辺で食料品や不足の生活雑貨などを買い、更に車を走らせ永田の町を抜けて屋久島灯台まで来た。安房側は曇っていたが、こちら側は綺麗に晴れていた。屋久島では良くこういうことがある。島に滞在している間は主に携帯電話とラジオで天気予報をチェックしていたが、「雨」という予報で宮之浦の近辺がどしゃぶりでも、尾ノ間まで来ると晴れているということが良くあった。何かの時地元の人と立ち話で、「今日の天気はどうでしょう?」と質問すると、「屋久島はわからんよ」とポツリつぶやいたのが印象に残っている。
明治30年以来、100年に渡って明かりを灯し続けてきた屋久島灯台
撮影データ:FOS-20D+EFS-10-22mmF3.5-4.5USM(焦点距離17mm)
ISO100 F11 1/100sec 三脚・PLフィルタ使用
屋久島灯台から口永良部島を望む
撮影データ:FOS-20D+EFS-10-22mmF3.5-4.5USM(焦点距離22mm)
ISO100 F11 1/200sec 三脚使用