傘杉(愛知県)
樹齢約800年/樹高60m/幹周7.5m
ILCE-7RM4+SELP1635G
1300年前に利修仙人が開山したと伝わる鳳来寺山の参道に立つ巨木で、樹高60mは秋田県のきみまち杉を超えて日本一の高さ(愛知県 鳳来寺山)。
【鳳来寺の傘杉】
「天然秋田杉」幹周り5.15m 推定樹齢300年 樹高58m が平成8年に「樹高日本一」の宣言を行い「きみまち杉」と命名された。これを調べる過程で「鳳来寺の傘杉」幹回り7.5m 推定樹齢800年 樹高60m の情報に行き当たった。
場所を調べてみると訪問を予定していた「春埜杉」と「月瀬の大杉」の途上にある。ついでに見て行くことにして車載ナビを頼りに現地へ向かった。下調べ不十分だったので「鳳来寺」を目指してしまい、山上の有料駐車場へ行き着いた。料金所で「傘杉」を見に来たことを告げると「ここからだと徒歩で相当の距離を下りることになる。料金は要らないので、場内でUターンして麓の登り口へ行くように、と勧められた。管理人に礼を言い、アドバイスの通り麓の登り口へ移動する。たどり着いたそこは確かに山上の駐車場から相当離れていた。知らずに上から下っていたらとんでもなく時間が必要であった。
無料の駐車場に車を停めて20分ほど登ると目指す「傘杉」にたどり着いた。趣のある参道脇にその杉は真っ直ぐ天をついて立っていた。樹齢800年 樹高60m の真偽は不明だが、いずれにせよ一連の撮影プランに厚みを持たせる意味でも、この杉を撮影できたことはラッキーだった。